廣瀬製紙株式会社

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TOSACO TAP STANDに行ってきました。

公開日:2025.07.24 更新日:2025.07.24
トサコのビール瓶が3本並んでいる写真

TOSACOとは

生産性向上PJチームのA.Mです。

7月も後半となり、海の日を含む3連休の初日に、高知県の自然豊かな香美市にあるTOSACO TAP STANDを訪れてきました。

TOSACOは、2017年に設立された合同会社高知カンパーニュブルワリーが手がけるクラフトビールブランドです。
TOSACOでは高知県産の特産品を副原料に使った地産地消のビール造りを行っており、県内のイベントなどでも出展販売されているのをよく見かけ、私も購入したことがありました。
「土佐」が含まれるその名前からわかるとおり、地元愛がたっぷりと込められているブランドと言えるでしょう。

そしてそのTOSACOの生ビールが味わえるTOSACO TAP STANDは、その醸造所に併設された直営のビアスタンドです。

高知市内から車で約35分、物部川沿いののどかな田園風景を眺めながらのドライブも旅の楽しみのひとつです。
意外にも公共交通機関でのアクセスも良いようで、JR土佐山田駅から四国バスで「川奈路」バス停まで行き、そこから徒歩30秒という立地だそうです。

店内に足を踏み入れると、温かみのあるカウンター席と、開放感あふれる屋外ガーデン席が迎えてくれます。
都市部の喧騒を忘れて、ゆったりとした時間が流れる素敵な空間です。

トサコタップスタンドの店舗正面写真
TOSACO TAP STAND

クラフトビールを堪能。珍しい2つの銘柄

私はお酒が飲めないのですが、妻がTOSACOの2つの銘柄を味わいました。

まず最初に注文したのは「こなっちゃんハニーミード」。

名前だけ聞くと「結構甘いのかな?」と思いますが、実際に飲んでみると意外にもそれほど甘くなく、ちょうど良いバランスだとのこと。

柑橘らしい爽やかな酸味と、ほどよいビールの苦みが絶妙に調和していて、夏の暑い日にごくごく飲みたくなるような、まさに夏にピッタリの一杯だったそうです。

続いて「物部ゆずヘイジー」もオーダー。

こちらはフルーティーな香りとジューシーな味わいが特徴的で、ゆずが主役の、まさに高知らしい一杯。飲みやすいのに飲み応えのある味だとのこと。

地元の特産品を活かしたTOSACOならではの個性が光った逸品と言えそうです。

店内の窓から見える豊かな緑を感じながら、現地で味わう生ビールということもあり、フレッシュさも格別だったようです。

どちらも暑い季節にぴったりの、記憶に残るクラフトビールで、妻もとても満足している様子でした。

やはり、その土地で作られたビールをその場所で味わうというのは、特別な体験になりますね。

高知県の地図と地元の特産品のイラスト
ビールに使われている地元の特産品を示すマップ

こだわりの手作りジェラート

TOSACO TAP STANDの楽しみは、クラフトビールだけではありません。
こちらでは、地元の素材を使った手作りジェラートも味わうことができるんです。
お酒が飲めない私にとって今回の目的は、何を隠そう、このジェラートだったのです。

まず試したのは「雪ヶ峰ジャージーミルク」。口に入れた瞬間、濃厚なミルクの風味が広がります。
ジャージー牛のミルクならではの深いコクと自然な甘みが、暑い日の体にしみわたるような美味しさでした。

そして、TOSACOならではの珍しいフレーバーが「スタウトミルク」。
ビール醸造で使われる麦芽を使用したジェラートで、まるでコーヒーのような麦の香ばしさがミルクの優しさと絶妙にマッチしています。
ビールが苦手な私でも、この風味なら楽しめるのが嬉しいポイントでした。

ゆずとかやの実」は、高知らしさを感じる一品。
ゆずの爽やかな酸味と香りに、榧(かや)の実のスパイシーさと独特の苦みがアクセントとなって、他では絶対に味わえない個性的な味わいに仕上がっています。

さらに驚いたのが、地元の酒造から取り寄せているという酒粕を使ったジェラート
酒粕の芳醇な香りと、ほのかな甘酒のような風味が楽しめる、大人の味わいでした。

どのフレーバーも、素材の良さがしっかりと感じられる濃厚な仕上がり。
最初にトリプルを注文したのですが、あまりにも美味しくて、すぐにダブルをお替わりしてしまいました。

まさに「TOSACOでしか味わえない特別な味」ばかりで、遠出してきた甲斐があったと心から思える美味しさでした。

トサコの顔だしボードから顔を出している男性
TOSACOの顔だしボードでふざける筆者

おみやげに地ビールを購入

美味しいクラフトビールとジェラートを堪能した後は、お楽しみのお土産タイム!

TOSACO TAP STANDでは、醸造所直営ならではの新鮮なクラフトビールを持ち帰ることができるんです。
今回選んだのは、どれも個性的で魅力的な3本。

まずは「赤じそサワーエール」。高知らしい赤じその風味が楽しめる、まさにここでしか手に入らない一品です。

次に「榧(かや)の森ヘイジー」。地元の自然を感じさせる名前からして、どんな味わいなのかワクワクしてしまいます。

そして「ストロベリーブラックIPA」。フルーティーなストロベリーと濃厚なブラックIPAの組み合わせという、想像するだけで興味深い組み合わせですよね。

どのビールも、TOSACOならではの地産素材へのこだわりが感じられる銘柄ばかり。
現地で味わった美味しさを自宅でも楽しめるなんて、ビール好きの妻にとってはこれ以上ない贅沢です。

きっと家に帰ってからも、今日の素敵な時間を思い出しながら、ゆっくりと味わってくれることでしょう。

自然いっぱいの香美市でのドライブと、美味しいクラフトビールとの出会い。
TOSACO TAP STANDでの時間は、本当に心に残る素敵な思い出となりました。

トサコのビール瓶が3本並んでいる写真
おみやげに購入したTOSACOのビール