絶品!採れたてピーナッツで作る自家製ピーナッツバター
目次
庭の畑で栽培したピーナッツ
京都で十数年暮らしたのち、転職をきっかけに高知にUターンをしてはや一年が経ちました。
祖父から受け継いだ高知の自宅には、庭がついています。
庭があるのは嬉しい反面、管理をしなければあっという間に草が伸びてしまい大変なことに。
そんななか、幸いにも妻が土いじりが好きで、庭の手入れもしつつ、ささやかな畑を作ってくれました。
秋のある日、庭の畑で春から育てていたピーナッツをついに収穫する時がやってきました。
畝から伸びる立派に茂った葉。
いざ茎を引き抜いてみると、土の中からゴロゴロと立派なピーナッツが姿を現しました。
妻が大切に育ててくれたピーナツ、なんだか可愛らしく愛着があります。
普段は土に隠れて見えないピーナッツが、こんなにもしっかりと育っていたなんて…とちょっとした感動がありました。
インターネットで検索してみると実際にはもっと何倍ものピーナッツが根についている画像が出てきましたので、育てかたによってはもっとたくさん採れたのかもしれません。
でもそこはご愛嬌、私たち家族で食べる分には充分すぎる量です。
土から抜いたあとは、根っこについている殻付きのピーナッツを一つずつ丁寧にはずしていきます。
手に土の香りがふわりと広がって、なんとも心地よい。
「これぞ収穫の醍醐味」という感じです。
すべて取り終えてみると、ちょうどバケツ一杯分ほどの量になりました。
思っていたよりも収穫できて一安心です。
収穫したピーナッツは、竹編みの平ざるに広げて、日陰でじっくりと干します。
しっかり乾燥させることで保存性が高まり、香ばしさも増すそうです。
こうして数週間、秋の風に当てながら、ピーナッツバター作りの日を楽しみに待ちました。
ピーナッツバターの作り方
数週間かけてしっかり乾燥させたピーナッツ。
いよいよピーナッツバター作りに取りかかります。
まずは殻割りから。
ペンチを使って、一つずつ丁寧に殻を割っていきます。
ぺりっと割れる感触が楽しい作業です。
殻を開けてみると、丸々と太った立派なピーナッツが入っているものもあれば、しなしなの小さなピーナッツだったり。
中には完全に空っぽの空き家状態のものもありました。
自然が育てたピーナッツは、一つひとつに個性があって楽しいです。
殻から取り出したら、次はフライパンで炒る工程です。
ここが重要。
じっくりと火を通すことで、ピーナッツの香ばしい香りが一気に立ち上ってきます。
キッチン中に広がる香りに、期待も高まります。
ピーナッツには薄皮がついているので、これも一粒ずつ取り除いていきます。
地道で根気のいる作業ですが…
実はこの工程、妻が丁寧にやってくれていました。感謝です!
ここまで来たら下ごしらえは完璧。いざピーナッツをミキサーに投入します。
砂糖と溶かしたバターも加えて攪拌していきます。
ミキサーの回りが悪くなってきたら、お湯を少しずつ加えながら様子を見て調整。
ここは加減が難しいところですね。
今回は、しっかりめに撹拌した滑らかなタイプと、あえて粒感を残した粗めのタイプの2種類を作ってみました。
食感の違いを楽しめるのも、手作りならではです。
大地の恵みをいただきます
さあ、ついに完成した自家製ピーナッツバター。
さっそく味わってみます。
口に入れた瞬間、ピーナッツの濃厚な味わいが広がります。
市販のものとは明らかに違う、豊かな風味。
これが本物のピーナッツの味なんだと実感します。
翌朝、焼きたてのパンにたっぷりと塗って食べてみると…これがもう、絶品!
粒感を残したタイプは食感も楽しく、滑らかなタイプはクリーミーで口どけがいい。
どちらも甲乙つけがたいおいしさです。
実は私、ピーナッツバターが大好きで、毎朝少しずつ食べるのが習慣になっています。
だからこそ、自分たちで育てたピーナッツで作ったこのピーナッツバターは、格別の味わいなのです。
種を蒔き、水をやり、丁寧に育ててくれた妻に心から感謝。
そして、豊かな実りをもたらしてくれた高知の自然にも感謝です。
小さな庭の畑から生まれた、大地の恵み。
毎朝のパンに塗りながら、その味わいをじっくりと楽しんでいます。








