廣瀬製紙

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製紙会社の営業って、どんなことをするの?営業担当に聞いてみました

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HIROSE HENGEN JIZAI

スキルやノウハウから、その人の仕事への思いと人柄を紹介する「ヒロセの○○担当に聞いてみました」のコーナーです。

記念すべき第一回目は、「営業担当」
製紙会社の営業は、普段どんな仕事をしているのでしょうか?学生の方は、なかなかイメージがつきませんよね!
ヒロセの営業を務めるMさんに、営業職の業務内容や求められる能力、そして、その仕事の魅力について話してもらいました。

製紙会社の営業のお仕事を教えてください。

M:そもそも製紙会社で働いている実感が薄く、不織布業界、または繊維業界と製紙業界が混じった素材メーカーで働いている認識です。

日常の業務は大きく分けて顧客対応と社内対応。それらは既存案件と新規案件に分かれます。製造メーカーの営業であれば、顧客対応の時間がほとんどだろうと思ってましたが、意外と社内の仕事が多い(笑)
既存案件と新規案件で分けるとこのような内容です。

◆既存案件
注文管理/納期対応/デリバリー対応/提出書類対応

◆新規案件
素材提案/見積もり作成/社内相談・打ち合わせ/試作

どういった営業活動を行っていますか?

M:サンプル帳を持って売り込みし、注文を獲得するスタイルではなく、お客さまからの要望・お問い合わせに対してどうすれば依頼内容を実現できるかを日々考え対応する、開発型の提案営業スタイルです。

植物で例えると、新しい種を蒔きながら花が咲くように育てていき、数年後にやっと花が咲くイメージです。数年かかるにも関わらず、花が咲かない案件も多々あり、各担当者が何十案件の新規案件を同時進行で進めています。

逆に一度咲いた花(採用された製品)は、なかなか枯れることがなく、何年も何十年も花が咲いた状態(定期注文がある)です。ですので当然、花が枯れないように定期メンテナンスが不可欠となります(品質改善、クレーム対応、サービス改善等)。

お客さまとの交渉では、具体的にどういったお話をすることが多いですか?

M:既存のお客さまは、納期交渉が多いです。お客さまの希望納期に対して社内調整を行い、了承・納得してもらう業務があります。

あとは、新規のお客さまからのお問い合わせが、かなり多いです。多い時は毎日。
「こんな不織布を探しているが生産していませんか?」もしくは「こんな不織布を作りたいんですが、対応可能ですか?」といった内容です。

そういった依頼を受けて、次の工程ではどういったことを行いますか?

M:自分の知識内で回答できるものはすぐ対応。報連相が必要な内容は営業内や開発・技術、製造、品証、等の各部署の担当者に確認し、実現可能かどうかの確認を行います。
社内にいる場合でも、メールや問いかけのみで終わらさず、関係者を招集し、案件ごとに打ち合わせして確認することが多いです。

なかなか大変そうなお仕事ですが、なぜ営業職を選んだのですか?

M:営業以外が向いていない(笑)。
単純に人とのコミュニケーションが好きだからですかね。今は行けていないですが、出張でいろいろな場所へ行って人と会うのが好きです。

日々、心がけていることを教えてください。

M:常日頃、各案件を円滑に進めるために先読みして前準備、事前チェックを行うよう心がけてます。

やはり、紙の種類や特長は、全部覚えなくてはいけないんでしょうか?

M:まずは基本的なことを学ぶ必要がありますが、その後はその都度習得していけば問題ありません。

特にヒロセの不織布は、不織布業界の中でも「湿式不織布製法」というかなりニッチな不織布になるため、そもそもお客さまご自身が不織布について詳しくありません。

知らない素材や製法があっても、調べたり技術者に確認したりして覚えていけば大丈夫です。私も時に知らないこともあるので、年齢関係なく、日々勉強ですね。

年齢は関係ないということですが、新卒など、若くても営業職が勤まりますか?

M:全く問題ありません。もちろん経験は必要ですが、ある程度経験を積んで、年齢を重ねてしまうと、考え方が凝り固まってくるため、若い人の柔軟で新しい考え方は非常に大事だと思っています。

人とのコミュニケーションが苦にならない人であれば、初心者でもできます。期限を守り、誠実に対応することが前提です。

営業の仕事で、どういったことがやりがいに繋がっていますか?

M:何もかもすべて”人”が関係しています。たくさんの人の協力・連携を得ながら解決・達成し、お客さまからお礼を言われる時が嬉しいです。当然そのお礼は、自分一人の力ではないので、関係者に感謝することを忘れないようにしています。

また新規案件については、あらゆる課題をクリアする必要があり、成約するまでに数年かかります。そのため、量産化が決定した時の達成感は、言うまでもありません。

最後に、ヒロセの営業にとって、1番大事なこと教えてください。

M:いくつかありますが、ヒアリング力が大事だと思います。お客さまから必要な情報を抜かりなく聞き出さないと、順調に製品の評価が進んでいたのに、一つの要素で案件が達成できなくなることが出てきます。
かといってお客さまは最初からべらべらしゃべってくれる訳ではありません。
うまく聞き出す必要があり、そこが難しさであり、面白さでもあります。

最後に応募を検討している方へメッセージをお願いします!

M:前述しましたが、廣瀬製紙は製紙会社とは思わず繊維と紙の素材メーカーと思ってもらって結構です。よってお付き合いのある業界や会社も様々で、世界中の最先端の宇宙・自動車・電子部品などの業界から身近な食品・マスクといった身近な業界まで幅広い仕事に携わることができます。それが、海・山・川に恵まれた大自然豊かな高知県の職場で仕事しているというすごいギャップのある会社です。都会の喧騒や満員電車が苦手な人、自然が好きな人、食べる事が好きな人、そんな中でも最先端の仕事をやりたい人にはピッタリです。

就活は自分を見つめ直す良い機会です。また後悔しないためにも納得できるまで積極的に質問し、可能であれば社員との面談をお願いするなどの行動もあっていいと思います。私を指名してもらえれば時間作るので遠慮なく連絡下さい。皆さんと一緒に働けることを楽しみにお待ちしております。

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