「自主保全活動」の推進!

こんにちは!経営管理グループのK.Nです。
同グループでは、会社が目指す姿・目標達成のために様々な取り組みを推進しています。今回は、私がプロジェクトリーダーを務める、廣瀬製紙の新しい活動を紹介します!
目次
2つの大切な柱
2024年度から廣瀬TPM(Total Productive Management)活動の中の重要な取り組みのひとつとして、「自主保全活動」の推進を開始しました。
※TPM活動…Total Productive Maintenance: 全員参加の生産保。設備を中心とした生産現場の効率化と信頼性向上を目的とした全社的な改善活動
この活動には2つの大切な柱があります。
1つ目は「自分の設備は自分で守る」という考え方の浸透です。
製造現場で起こりうる設備トラブルを未然に防ぎ、安全な職場環境を確保することを目指しています。
2つ目は「全員参加の生産保全」です。
これは、設備部門の社員だけでなく、製造ラインのオペレーターや間接部門の社員も含めた全社員で取り組む活動です。この活動を通じて、生産性の向上はもちろん、設備に関する深い知識と技能を持った人材の育成を進めています。
和紙の伝統技術と最新の製造技術を組み合わせた当社の製品づくりには、確かな設備管理が欠かせません。そこで、自主保全活動推進の第一歩として、公益社団法人日本プラントメンテナンス協会が実施する「自主保全士」の資格取得を、全社を挙げての取り組みとして開始しました。
単なる資格取得にとどまらず、全社員が製造現場の課題を自分ごととして捉え、解決していく力を育てることを目指しています!
「自主保全士検定」へのチャレンジ
2024年10月27日、当社の従業員64名が「自主保全士」の資格試験に挑戦しました。内訳は1級受験者が12名、2級受験者が52名、合計64名の社員が受験しました。
この64名という受験者数は、1企業からの受験者数としては、高知県内で最多を記録。さらに四国4県(高知・徳島・香川・愛媛)の中でもトップとなりました。
(公益社団法人日本プラントメンテナンス協会調べ)
「自主保全士」は、製造現場で欠かせない設備の保全・点検スキルを証明する資格です。この資格を持つことで、安定した生産活動を支え、職場の安全性向上に貢献することができます。
当社では、従業員一人ひとりが専門知識を深め、日々の業務に活かせるよう、今後も継続的に活動の推進や資格取得支援にも取り組んでまいります!
