廣瀬製紙株式会社

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40周年記念特別功労賞——廣瀬製紙 開発2年目・梅園さんに聞く
付き添いとして同伴してみて

公開日: 2026.04.30 更新日: 2026.04.30
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廣瀬製紙株式会社が「第40回高知県地場産業大賞 40周年記念特別功労賞」を受賞しました。表彰式には社長とともに、開発部門入社2年目の梅園さんが参加しています。突然の参加決定、会場で覚えた緊張と感動、そして社長との何気ない会話が変えた仕事への意識まで——梅園さんに率直に語っていただきました。

Q. 表彰式に参加することになった経緯を教えてください

上長から声をかけていただいたのがきっかけです。社長と2名での参加で、私の役割はトロフィー受領担当の「付き添い」でした。表彰式では表彰状を受け取る人とトロフィーを受け取る人の2名が必要だったようで、私はトロフィーの方を担当しました。

実は当日、「スピーチの準備をしてきてほしい」と言われていたのですが、会場に着いてから「今日はスピーチはない」とわかりまして。それを聞いたときは、めちゃめちゃほっとしました(笑)。

Q. 参加が決まったとき、率直にどう感じましたか?

最初は「なんで自分なんだろう?」という素朴な疑問がありました。発明したものが表彰される式なのかな、とか、こういう場に参加した人が他にもいるのかな、とか。よくわからないまま参加することになったのが正直なところです。

後になってよくよく聞いてみると、廣瀬製紙は今回を含めて過去に3回、大賞を受賞していることがわかりました。しかし何十年も前のことで、今いるメンバーは誰も実際の表彰式を経験していないらしく。それを知ったとき、少しだけ身が引き締まるような気がしました。

Q. 会場はどのような雰囲気でしたか?

思っていた以上に、幅広い方々が受賞者として集まっていました。高校生も参加していて、自信に満ちた様子で自分たちの取り組みを紹介していたのが印象的です。「すごいな」と純粋に思いましたし、他の受賞者の方々の活動を聞いて、勉強になることがたくさんありました。テレビの取材も入っていて、カメラが回っているのを目にしたとき、「どう見られているかを意識しないといけない」と感じたのを覚えています。

特に心に残ったのは、以前「とさのさと」を訪れたときにチャートで見かけた大賞受賞企業が、そのまま会場に来ていたことです。「あ、これ知ってる」と思った瞬間、なんとも言えない感動がありました。あのときチャートを眺めながら「こんなにいろんな種類があるんだ」と思っていたものが、目の前でつながった感じで。

Q. 社長とはどんな話をされましたか?

表彰式の後、社長から「こういうものを作るのは開発がメインなんだよ。頑張ってくれ」と言葉をいただきました。シンプルな一言でしたが、プレッシャーとやりがいを同時に感じた瞬間でした。「頑張ります」と答えながら、心の中でも「よし、頑張ろう」と思っていました。

また、今回は高知県内の表彰式でしたが、四国規模や日本規模の表彰式もあるのだと社長から聞きました。開発という仕事が、こんなに広いフィールドで評価される可能性があるのだと、初めて実感した瞬間でもありました。

Q. 今回の受賞はどんな意義があると感じましたか?

今回の40周年記念特別功労賞は、廣瀬製紙がこれまで積み重ねてきた受賞の歴史があって初めて得られたものだと思っています。「先人たちの頑張りのおかげ」という気持ちが強く、同時に「これからは自分たちが新しいものを作らないといけない」という責任感も生まれました。遠回しに「がんばれよ」と言われた気がしました。

廣瀬の強みは、不織布というひとつの素材からさまざまな機能を広げ、多品種少量生産で形にしてきた挑戦の積み重ねにあると思います。今進行中の案件も、まだ形になっていないものを製品化していく活動ですが、もしかしたらそれが受賞につながるかもしれない——そう感じると、日々の仕事の見え方が少し変わりますね。自分の案件だけでなく、他の開発メンバーの案件も、どこかしらでつながっているのかなと。

Q. 今後に向けて、社内外のみなさんへ伝えたいことは?

開発の仕事は、社内や顧客だけでなく、高知県・四国・日本といった第三者機関にも評価される可能性があるということを、ぜひ知ってほしいです。時間がどれだけかかるかはわかりません。でも、そういう可能性が開発にはあるんだと知るだけで、モチベーションはぐっと変わると思います。

廣瀬製紙は最近、大賞を受賞できていないからこそ、今がチャンスだとも感じています。課題にぶつかって気が滅入るときも、「形にしたとき、表彰されるかもしれない」という視点を持っていられたら、きっと踏み出す力になるのではないでしょうか。

私自身も、入社2年目でこういった場に参加させてもらい、開発という仕事の意味と広がりを肌で感じることができました。過去3回の受賞を積み重ねてきた先輩方への感謝とともに、自分も大賞を取れる製品を作りたいと、今は強く思っています。

4コママンガ【先人たちの背中】

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この記事を書いた人

情報企画チーム 松村 晶(まつむら あき)

2024年11月廣瀬製紙株式会社入社。

書店・福祉・飲食業などを経験したのち、システム開発畑に転向。

転職をきっかけに生まれの地である高知市に移住し、現在は社内SEとして、社内のDBシステム開発やDX関連のシステム開発を担当している。

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