ChatGPT Teamプランに加入してみた

目次
契約に際しての疑問
廣瀬製紙株式会社 稼働率向上PJチームのA.Mです。
ChatGPTのビジネス向けプラン「Team」に加入した経験について、実際の契約プロセスと仕様についてご紹介します。
弊チームはこの度、業務効率化を目的として、私たちのチームでChatGPT Teamプランの契約を行いました。
特に確認したかったのは、「上司が契約して支払いを行い、実際の利用者として部下2名を設定する」というケースが可能かどうかでした。
もし契約者(上司)が最初から有料アカウントのメンバーとしてカウントされてしまうのであれば、実際の利用者である部下のアカウントで契約を行う必要があります。
今回は上司のアカウントで作成したかったのですが、この仕様が不明確だったため、実際の利用者である部下(私)のアカウントで契約することを選択しました。
実際はどうだったか
実際に契約してみて、仕組みが分かりました。
まず、契約したアカウントですが、申し込み完了と同時に有料プランの機能が使えるようになりました。
ここで「あれ?契約者が即座に1枠使ってしまうのかな」と思ったのですが、続く画面で、当初予定していた利用者2名を追加で招待できる画面が表示されました。
つまり、契約アカウントとは別に、プランで設定した人数分のユーザーを新たに招待できる仕組みになっていたわけです。

では実際のところ、契約者1名+利用者の招待による2名の計3名が使えるのでは? と期待もしてしまいますが、おそらくそうではないでしょう。
今回は私自身が契約者であり実際の利用者でもあるパターンで契約してしまったため、「契約者≠利用者」のケースを直接確認することはできませんでした。
ただし、システムの動きを見る限り、以下のような仕組みではないかと推測しています。
- ・契約時点で契約アカウントは一時的に有料機能が使える
- ・設定した人数分の招待を完了すると、契約アカウントの有料機能は自動的に制限される
このような仕組みにより、契約手続きと実際の利用を分けて管理できるようになっているのではないでしょうか。
結論:契約アカウントと利用アカウントは分離可能
結論として、少なくとも契約アカウントと実際の利用アカウントは別々に設定できることがわかりました。
つまり、上司のアカウントで契約手続きと支払いを行い、実際の利用者として部下2名を招待するという運用が可能です。
契約アカウント自体は、メンバーの招待枠とは独立して扱われているようです。
ただし、招待枠をすべて使用した場合は、契約アカウントでの利用が制限される可能性が高いです(この点については実際の検証はできていません)。
Teamプランの導入にあたって、同様の疑問をお持ちの方のご参考となれば幸いです。