【4コマ漫画】次の現場、次の現場
― 忙しさが“財産”に変わるまで ―
公開日:2026.02.05 更新日:2026.02.05
製造現場の仕事は、成果が目に見えやすい世界です。 製品が出来上がり、数字として結果が表れる。その一方で、仕事の中には形として残りにくい、大切な役割もあります。それが「声を拾うこと」です。
数年前、Mさんは設備担当として現場を回っていました。機械の状態を確認し、トラブルを未然に防ぐことが主な役割です。表から見れば淡々とした作業に見えるかもしれませんが、その仕事の起点には、いつも現場とのやり取りがありました。「ここ、少し使いづらくて」「最近、音が気になる」。そんな何気ない一言を聞くところから、仕事は始まっていました。
現場の声は、必ずしも整理された形で届くものではありません。忙しさの中でこぼれ落ちたり、「急ぎじゃないから」と後回しにされたりすることもあります。それでもMさんは、現場を回りながら一つひとつ耳を傾けてきました。その小さな違和感を拾い上げることが、結果的に改善や次の仕事へと繋がっていったのです。
声を拾う仕事は、評価されにくく、目立ちにくいものです。しかし、その積み重ねが現場の安心や働きやすさを支えています。誰かが話を聞いてくれる、受け止めてくれている。その感覚があるからこそ、人は前向きに仕事に向き合えるのではないでしょうか。
今、自分の仕事は、誰のどんな声に支えられているでしょうか。 そして、自分は誰かの声を拾う役割を、きちんと果たせているでしょうか。 この漫画が、自分自身の仕事を振り返るきっかけになれば幸いです。
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