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【4コマ漫画】厳しさの中に思いやり
敢えて厳しくする上司…その意図とは?

公開日:2025.10.24 更新日:2025.10.24

効率やスピードが重視される今の時代、「本気でぶつかる」という言葉は、少し古く聞こえるかもしれません。仕事を淡々とこなし、波風を立てずに日々を過ごす方が、楽で合理的にも見えます。けれど、ものづくりの現場では、相手に真正面から向き合うことを避けては通れません。そこには、時間では測れない“人を育てる力”があるからです。

本気でぶつかるというのは、単に厳しく叱ることではありません。相手の可能性を信じ、「できる」と思うからこそ厳しい言葉をかける。その裏には、諦めない気持ちと、相手への期待があるのです。厳しさは、信頼の裏返し。だからこそ、受け取る側もその思いを感じ取ったとき、自分の中に「次はやってやろう」という火が灯ります。

誰かに本気で向き合うというのは、時に疲れることです。誤解されたり、反発されたりもします。それでもなお「育てたい」「一緒に成長したい」と思える人がいるのは、現場に“人と人とのつながり”があるから。仕事は結局、人がつくり、人が支え、人が育てるものです。

厳しさの中にある優しさ、本気で叱ることの勇気。それは、数字や効率では表せない“ものづくりの流儀”です。今日もどこかで、誰かが本気でぶつかり合っている。その姿こそ、現場の誇りではないでしょうか。

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