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PPS繊維100%湿式不織布(PS)
世界で初めてPPS繊維(ポリフェニレンサルファイド)100%で作られた湿式不織布です。PPS繊維は、結晶性の高機能熱可塑性エンプラで耐熱性(融点280℃、最大連続使用温度が200-220℃)、耐蒸熱性、耐薬品性(酸、アルカリ、有機溶剤などに対して安定)、断熱性、難燃性(Lol=34の高い自己消化性)などにおいて優れた性能を発揮します。PSタイプは、このPPS繊維の特徴を活かしつつ、29~195μmの厚さに加工した高機能不織布です。
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ビニロン繊維100%湿式不織布
VNタイプはビニロンの難溶解繊維をビニロンの昜溶解繊維で、強固に接着させたビニロン繊維100%の極めて特徴のある湿式不織布です。高強力に加え、耐折、耐摩耗性、耐薬品性、耐油性、耐腐蝕性、耐熱性など数多くの優れた特性を持ち、工業用途として必要不可欠な不織布です。
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ポリエステル繊維100%不織布(TH)
THはポリエステル100%で作られた湿式不織布です。通常繊維の05THと、太繊維の15TH、そして超高密度のSを有し、それぞれ寸法安定性、樹脂含浸性などの特徴を備えています。特に、耐熱寸法安定性は安定しており、平滑性や樹脂接着性も高いため、工業用はもちろんその他幅広い分野に対応できる湿式不織布です。
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ポリオレフィン100%の湿式不織布
HOPタイプはポリオレフィン100%からなる湿式不織布で、キメ細かいことが特徴です。ポリプロピレンの芯の外側がポリエチレンで覆われた芯鞘繊維のポリオレフィンのみを原料としており、製造時、ポリエチレンが溶けて繊維同士を接着。接着剤などの薬品を使用しないため、食品やメディカル用途にも安心してご使用いただけます。秤量は超軽量の4 g/㎡から80 g/㎡までの間で柔軟に調整することができ、ヒートシール温度は約140℃です。
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食品包装材料用湿式不織布(HOS)
食品用包装材料として開発された湿式不織布です。 HOSには2種類あります。標準タイプは、ポリエチレン層によってラミネートされた不織布をベースとした100%ポリエステル繊維で、Pはラミネーションしていないウッドパルプとポリエステル繊維の混抄です。これらのタイプは PVAや薬品を一切使用していないため、食品包装紙として最も適しています。ポリエステル100%タイプは印刷適正にも優れ、乾燥時・湿潤時の強度もあり、熱湯の中でも使用できます。全てのタイプがヒートシール可能です。
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ヒートシール性合成繊維100%の湿式不織布(EP)
これまでのヒートシール用原紙は、パルプやマニラ麻などのセルロース系繊維を使用していましたが、これらは湿潤紙力増強剤を添加したりPVAを使用したものでした。しかし、このような添加剤は親水性で水中に溶解するものです。そこで、片面にポリエステル、もう片面にはポリプロピレンが2層に抄紙され、優れたヒートシール性をもつ、世界で始めての合成繊維100%の2層からなる湿式不織布EPを開発しました。薬品・PVA等は一切使用していないため、食品包装資材として最も適しています(1993年 特許権取得)。
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枚葉オフセット印刷用湿式不織布(SHM)
SHMは枚葉オフセット印刷用に開発された湿式不織布です。嵩高で軽く、柔軟で弾性があり、表面が粗面となっており、まさに布のような不織布独特の風合いを残しながら、自動給紙対応を可能にしました。オフセット印刷やレーザープリンターでの印刷性能の良さも特徴のひとつです。
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断熱シート(OS)
OSは、合成繊維と一緒に特殊なシリカを抄き込み、空気並みの低熱伝導率を実現した次世代型の薄膜断熱材です。熱伝導率は0.023W/m・Kと低く、厚さは0.1~1mmまで対応可能です。クリアランスがなく、従来の断熱材を使用できなかった箇所での使用や、既存断熱材の補助材としての使用、放熱材など他素材と複合させての使用など様々な使用方法があります。
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吸着シート(FK)
FKはミクロ上の小さな吸盤が多数集まった密着紙で、プラスチック吸盤と同様の機能を持っています。平滑面に対する密着性が優れているにも関わらず跡を残すことなく簡単にはがすことができ、繰り返しの使用が可能です。また吸水性に優れている一方、乾燥させることで、再利用可能といった特徴があります。
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ナノファイバー複合不織布
廣瀬製紙はノズルを使わないエレクトロスピニング法によるナノファイバー製造方法を確立しました。
この革新的な技術は廣瀬製紙の最薄葉紙製法と組み合わされ、”ナノファイバー複合不織布”が誕生しました。
従来の湿式不織布層とナノファイバー層を複合化させることにより、ナノファイバーの優れた特性を失うことなく大幅に処理を改善することができました。