最薄葉紙製法
製造方法
当社は、昔から伝わる土佐和紙抄紙技術を化学的視点で見つめ、その技術を一歩進化させた湿式抄紙技術を開発しました。
この技術により世界で初めて合成繊維100%のビニロン紙が生み出されました。
湿式抄紙技術とは、数ミリ(5mm)程度の繊維を水に分散し、金網で抄くことによりシートを形成する技術です。
一般的な湿式抄紙法
製造プロセス
叩解、薬品の添加を終えた原料は、抄紙の工程ワイヤーパートに入ります。ワイヤーパートでは、原料は大量の水で薄められ、1%以下の薄い紙料液を抄紙機のヘッドボックスからワイヤー上に均一に流出させ、多量の水を脱水しながらここで紙層を形成します。
ワイヤーパートである程度脱水された湿紙は、次にプレスパートに入り、更に搾水されます。プレスパートでは、湿紙は毛布の上に乗せられ、お互いに接触して回転している2本のロール間を通すことによって、水が絞られます。
プレスパートで、機械的に搾水された湿紙は、次にドライヤーパートに入ります。このパートは、ヤンキードライヤーで構成され、紙がその表面に接して走行している間に、ヤンキードライヤーの熱によって乾燥されます。
ドライヤーパート後、紙は抄紙機の出口(リール)で巻き取られます。
当社の独自技術
前述の製造プロセスの原料分散から仕上げに至るまで、1つ1つのプロセスについてノウハウの蓄積、技術の承継、改善を実施し最薄葉紙(機能紙)を実現しました。
実施例
- ポリエステル100%不織布 坪量4g/m2、厚さ20μm
- ポリオレフィン100%不織布 坪量6g/m2、厚さ42μm
実績
昭和62年(1987年)には、「ステンシル用極細ポリエステル紙薄物」にて第2回高知県地場産業大賞を受賞いたしました。ポリエステル繊維100%で1m2あたり5gという超軽量の湿式不織布を実現したことによるものです。更に技術を進化させポリオレフィン繊維100%についても同様の薄さ(軽さ)を実現しております。
6g/m2ポリオレフィン100%不織布
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